体外衝撃波・SIS
体外衝撃波・SIS

体の外から痛みのある部位に「超音速の圧力波」をピンポイントで当てる治療です。もともとは尿管結石の破砕に使われていた技術で、整形外科では腱の炎症や治りにくい痛みに使われます。深い場所にも届き、体を傷つけることなく痛みをやわらげたり、自然な治癒力を高める作用があります。欧米ではスポーツ選手を中心に低侵襲で安全かつ有効な治療法として広く用いられています。
強力な電磁場(最大2.5T)を使って体の奥の筋肉や神経を刺激する治療です。電気治療と違って皮膚の抵抗を受けないため、深いところまでしっかり作用します。筋肉を収縮させたり神経の働きを整えることで、急な痛みから慢性症状まで幅広く対応できます。SISは、急性期から慢性期まで幅広い痛みに対応できる点が大きな特徴で、体外衝撃波治療と組み合わせることで、より高い効果が期待できます。また服を着たままでも当てられるため、ギプスの上からの使用も可能です。
(◎=特に有効 〇=有効 △=症例により ×=対象外)
| 疾患・症状 | 集束型衝撃波 | SIS |
|---|---|---|
| 腱付着部症(アキレス腱、膝蓋腱炎など) | ◎ | 〇 |
| 変形性関節症 | ◎ | 〇 |
| 石灰沈着性腱炎(肩など) | ◎ | △ |
| 骨折・偽関節・遷延治癒 | ◎ | 〇 |
| 筋萎縮 | △ | ◎ |
| 関節拘縮 | △ | ◎ |
| 痙縮 | × | ◎ |
| 神経損傷(ヘルニア、手根管症候群など) | × | ◎ |
| 筋損傷 | 〇 | 〇 |
他にも適応疾患がありますので興味がありましたら医師にご確認ください。









痛みの神経の末端を減らす
痛みを感じるセンサー(自由神経終末)を壊して、痛みの信号を伝えにくくします。
痛みの物質を減らす
Substance P や CGRP など、痛みを強くする物質が減少します。
血管を新しく作る(血管新生)
VEGF・TGF-β・IGF などの成長因子が誘導され、腱や骨のまわりに新しい血管ができ、治る力が高まります。
炎症をおさえる
MMPやILなど炎症を起こす物質の発現を抑え、慢性的な炎症が落ち着きます。
簡単に言うと、「痛みの神経を壊し、炎症を抑え、組織を修復する力を引き出す」治療です。

筋力・可動域を改善
深い筋肉を動かすことで、筋萎縮や関節可動域の改善に有効です。
疼痛の緩和
急性期や亜急性期の痛みがある場合、太い神経線維(Aβ線維)を刺激し、痛みを伝えるC線維・Aδ線維の信号を脊髄レベルでブロックします(ゲートコントロール理論)。
慢性的な痛みがある場合、私たちの体の中では痛みをブロックする鎮痛オピオイドが生成されると言われています。SISはこの生成や分泌を促進すると言われています(内因性オピオイド疼痛理論)。
痙縮の緩和
末梢神経や中枢神経の興奮を抑えて過剰な筋緊張や痙縮を抑える効果もあります。
骨折の治癒促進
高強度の電磁波が患部の血流を改善し、血管と軟骨の角質形成を促進させ骨形成を促します。
簡単に言うと、「体の奥から筋肉・神経を動かし、痛みの信号そのものもブロックする」治療です。
| 禁忌事項 | 集束型衝撃波 | SIS |
|---|---|---|
| ペースメーカー、金属インプラント部位 | × | × |
| 感染部位 | × | × |
| 脊髄・肺への照射 | × | △ (慎重) |
| 頚部前面、頭部、心臓 | × | × |
| 悪性腫瘍部位 | × | × |
| 妊娠中 | × | × |
| 小児の骨端線 | × | × |
| 出血傾向 | △ (慎重) |
〇 |
また、集束型衝撃波に関しては下記のようなことが起こる可能性があります。いずれも数時間〜数日で軽快します。
初診(保険診療)
まず診察・画像検査などで適応を判断します。
2回目以降(自費・予約制)
– 集束型衝撃波:週1回程度
– SIS:週2回程度
症状や疾患に応じて間隔を調整します。
効果の確認
多くの方は2〜3回の治療で改善を実感されます。疾患ごとに有効な回数がありますので、医師と相談の上決定致します。
※患者様により治療効果や治療期間が異なりますが、治療効果は60〜80%と報告されています。
日本では難治性足底筋膜炎のみ集束型の体外衝撃波が保険適用となります。
ただし、
となります。他の疾患に関しましては自費診療となります。
| 治療内容 | 初回(税込) | 2回目以降(税込) | 学生割引 |
|---|---|---|---|
| 集束型衝撃波 | 15,000円 | 13,000円 | -1,000円 |
| SIS | 6,000円 | 5,000円 | -500円 |
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