採取された脂肪組織を、厚生労働省から製造の許可を得た細胞培養加工施設へ搬送します。
細胞培養加工施設において適切に培養され、製造過程で様々な品質試験を行い、投与する日に当院へ届けられます。投与できるようになるまで約6週間かかります。
脂肪幹細胞
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脂肪幹細胞

ASCsとはAdipose-derivedStemCellsを略した名称で、日本語では「脂肪由来幹細胞」と言います。
ASCs療法は、患者様ご自身の組織から取り出した幹細胞を用いた再生医療です。
ごく少量の脂肪組織を患者様の腹部などから採取後、脂肪組織から幹細胞を取り出し、十分な数になるまで幹細胞を育て治療に使用します。
この治療は大きな手術や人工物を要さず、痛みを抑え、組織を修復し、炎症を抑える効果が期待できます。
従来のヒアルロン酸注射を含む保存療法では痛みが取れない状況にあるものの、骨の変形までは病状が進んでおらず、人工関節術は避けたいと考える方に適しています。炎症を抑える効果のあるPRP療法と比較すると、ASCs療法は炎症の抑制に加えて組織を再生する効果も期待できます。
複数の系統の細胞に分化する“多分化能”という能力と、同じ特性を維持して複製する“自己複製能”という能力を持ち合わせた細胞のことです。幹細胞から出る成長因子によって、傷んだ部分の修復が期待されます。

採取された脂肪組織を、厚生労働省から製造の許可を得た細胞培養加工施設へ搬送します。
細胞培養加工施設において適切に培養され、製造過程で様々な品質試験を行い、投与する日に当院へ届けられます。投与できるようになるまで約6週間かかります。
細胞培養技術の進歩により、原料として患者さんから採取させていただく脂肪はわずか約1gほどです。処置室などにて安全に採取します。
細胞加工及び細胞輸送の技術革新が進み、製造費が低減され患者さんにご負担いたく治療費もこれを反映しています。
製造された細胞はすべて、細胞の特性を解析し凍結融解後に投与当日に細胞数の計測を行うことで、治療効果が期待できる細胞品質保証体制を確立しています。
対象となる患者様
ヒアルロン酸注射等、既存の保存療法が効きづらい方
ASCs療法をご希望の方は、まず本治療を受けていただくことが可能かを確認するために、一度通常どおり診察をさせていただきます。
そのうえで治療に関するご説明を行い、患者様にご納得をいただいた上で治療日を決めて予約します。
治療に関するカウンセリング
本治療を受けていただくことが可能かを確認するため、まずは診察をさせていただきます。また、必要に応じて血液検査を行います。
脂肪組織の採取
腹部などからごく少量の脂肪組織を採取します。採取された組織は専用の施設(細胞培養加工施設)に送られます。
専用の施設において脂肪組織を受領後、治療に必要な幹細胞を取り出し、十分な数になるまで約6週間培養され、品質試験後に出荷されます。
患部へ投与
治療当日に、細胞が当院に納品されたのち、関節内に注射します。注射後は患部を保持するために、ベッドで約20分程度、安静にしていただきます。
経過観察
ASCs投与後の経過を確認するため、痛みや関節の状態を継続的に診察します。

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